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意外と知られていないサプリメントのお話

意外と知られていないサプリメントのお話

それはロサンゼルスのダウンタウンの南約44マイルいる(85キロ)に
位置するニューポートビーチ・バルボア島。今ではカリフォルニア州有数の高級リゾート地であるこの土地で、カール・レンボーグは、研究をスタートしました。
 1927年、中国から脱出した彼はカリフォルニア州に到着。40歳にして、彼のポケットにはたったの24ドルしか所持金が有りませんでした。
 バルボア島の船着き場の2階にある小さな部屋を借り、アルバイトで生計を立てながら、植物の栄養素の研究に没頭。栄養補給食品の完成と言う夢の現実に向かって歩き始めたのです。ちなみに、ニュートリライト(アムウェイのサプリメントブランド)の発祥地ともいえるこの場所は、現在、コーヒースタンドになっており、地域の人々に親しまれています。
 そして、1930年代初頭の事、カール・レンボーグは植物の栄養素の抽出実験の為に、大金をはたいてアルコールの蒸留機を購入しました。しかし、時はまさに禁酒法の時代。
酒を造る事も、売る事も禁止されていたのです。もちろん彼は、その用途について州に説明し許可をもらって購入したのですが、ビタミンの存在すら曖昧な時代にあって、彼のやっている事は、当時の人々には到底理解できる物ではありませんでした。
 昼となく夜となく奇妙な実験を繰り返す彼の事を変人と思っている人は少なくなく、そんな状況下でアルコール蒸留機購入。彼の事を快く思っていなかった人物が、待ってましたとばかりに州警察に通報しました。『彼は酒を作っている』と密告し、近所中が大騒ぎになったのです。誤解はほどなく解けて、直ぐに無罪放免となったものの、こうした無理解による妨害がたびたび発生しました。それでも幾多の困難を乗り越えて、諦めずに研究を続けた彼は、北米初の栄養補給食品の開発に成功したのです。

 その原点は、1920年代初頭、乳製品メーカーの営業担当として中国に赴任した
所から始まります。一刻も早く現地になじもうと北京語の読み書きを独学で覚えた彼は
生まれ持っての好奇心もあり、この国の哲学や薬学にも興味を持ち始めます。
 肉や白米を主食とする裕福な階層には脚気などの病気にかかる人が多い一方で、
主に新鮮な野菜や玄米を食べている農民には病気が少ない。観察眼の鋭い彼は
「食べ物の中に人間に必要な物が十分含まれていない事で人間は病気になる。だから、
食生活で足りない物を補給出来れば、問題は解決するはず」と考えました。
 1927年、蒋介石(しょう かいせき、1887年10月31日〜1975年4月5日は
中華民国の政治家、軍人。国民政府主席、初代総統で5回当選し、あわせて1943年から
死去するまで中華民国元首の地位にあった。)による中華革命が勃発。多くの外国人と共に
収容所生活を余儀なくされた彼と彼の同僚は、食糧不足により栄養失調に陥りましたが、
この事が自らの発想を実践する大きなきっかけとなります。彼は、木の葉や雑草、すり
つぶした動物の骨、さらに錆びた鉄釘をゆでてスープやおかゆを作りました。味はひどい
物でしたが、過酷の状況下であるにも関わらず、スープを飲んだ人は体力を回復。この成
果から、彼は自らの概念に自信を深めました。やがて貨物船に乗って何とか中国を脱出し
た彼は、この国で全財産を失った代わりに、生涯の理念を手に入れたのです。
 1927年、アメリカに戻ったカール・レンボーグは、直ぐに栄養素についての研究を
スタート。中国において、アルファルファを食べていた牛たちのとても健康そうな姿を目
撃していた彼は、「牛に良い物は、人にとっても良いのではないか」という仮説を立てて、
アルファルファを始めとした植物の栄養素を加工する実験に明け暮れました。
 何度も試行錯誤を繰り返した後、彼が選んだ植物は3つ。中国での経験から興味を持っ
たアルファルファ、カルシウムを豊富に含むオランダガラシ(クレソン)、そして、ミネラ
ルの宝庫であるパセリです。現在もニュートリライト製品の原料として使われている3つ
の植物をベースに、彼はその中に含まれる全ての栄養素を抽出・濃縮する実験を寝る間も
惜しんで続けました。
 当時は、ビタミンの存在は分かっていたものの、その知識についてはまだまだ断片的で
ポリフェノールやリコペンといった「ファイトケミカルス」などはその存在すら判明して
いなかった時代。彼の実験は当時の人々には到底理解されず、中には本気で彼の事を変人
と思っている人がいたほどです。多くの妨害に屈することなく、人々を健康にする為の製
品の研究に没頭し続けたカール・レンボーグ。この時はまだ誰も気付いていませんでした
が、やがて、彼のこの研究が、従来の栄養素に革命をもたらす事にあるのです。
 何度も試行錯誤を繰り返し、1934年、ついに、カール・レンボーグは北米で最初の
栄養補給食品の開発に成功し、『カリフォルニア・ビタミン社』を設立。そして1939年
に社名『ニュートリライト・プロダクツ社』と改名しました。
 彼は製品が飛ぶように売れると信じていましたが、残念ながら製品の在庫が減る事は
ありませんでした。ビタミンなど栄養に関する知識が無かったの当時の人々は、彼の製品
に全く興味を示さなかったのです。しかし、諦めることなく販売を続けていた彼を、時代
が後押しする事になります。「米国人の食生活は人々が思っているほど健康的ではなく、
それどころか、急増する生活習慣病の原因となっている」という事実が判明し、米国に
健康ブームが訪れたのです。彼の製品は一躍世の中の注目を集める事になりました。
また、彼はマーケティング・コンサルティング会社と共同で、世界初めての“ダイレクト
セールス・マーケティング・プラン“を開発し、さらに『ダブルX』開発にも成功。
※ ダブルXとはマルチビタミン&ミネラル

「本当に信じられる原料は自分で作るしかない」。そう考えていた彼は、カリフォルニ
ア州ヘメットに100エーカー(約40,4ヘクタール)の土地を購入し、自社農場での
原料植物の栽培を本格的にスタート。以来、徹底的に自然にこだわった質の高い製品は
米国の人々の間に瞬く間に浸透し、ニュートリライト・プロダクツ社は飛躍的な成長を遂げました。
 栄養学の世界に次々と革新的な発想をもたらしたカール・レンボーグですが、実は、彼は博士号を持っていませんでした。それどころか大学も卒業していないのです。その為に“栄養学の異端児”と言われていたカール・レンボーグですが、当時はまだ十分解明されていなかったビタミンはもちろん、最近になってようやく注目され始めたファイトケミカルスの存在まで観察していたのは彼だけだったのです。

 ポリフェノールやリコペンといった特別な栄養成分“ファイトケミカルス”が徐々に解明されにつれ、彼の理論が証明されました。やっと時代が彼に追いついてきたのです。次々と革新的なアイデアを形にしてきたカール・レンボーグですが、一つだけ実現できなかった事があります。それは、自分が究極とするサプリメントを製品化出来なかった事。ビタミン・ミネラル・そしてファイトケミカルス。それら全てを一緒に摂れるサプリメントこそが、彼が生涯追い求め続けたものでした。
 そして、彼の死から23年後の1995年、日本において発売、ついに彼の念願を叶えたサプリメントが誕生したのです。
 それが『トリプルX』

 カール・レンボーグが残した言葉
1. 植物に含まれている栄養素全てが有用だと信じていたのは、そのとき私一人だった。
2. どんな作物を育てるかの前に、どんな土で育てるかが重要である。
3. 問題は、植物に何が含まれているかではなく、何が欠けているかだったんだ。
4. 私のアイデアが世の中に受け入れられるまでに、驚くほど長い時間を必要としました。

栄養学の基礎知識から

今日は意外と見落としがちな『栄養』について

栄養学の基礎知識からお伝えします。

ここ10数年、日本の栄養状況は極めて良好で、
いまや世界一の長寿国となっています。

しかし、『健康寿命』つまり健康で毎日生き生きと
生活をしている方と、寿命の差が大きい事も日本の特徴です。

いわゆる、寝たきりのお年寄りや、糖尿病をはじめ
何らかの生活習慣病を抱えている人が多いという事です。

そして現代の食生活の乱れに目をつぶり、病気になれば
医師に頼る。

こんな状況で、はたして長生きが幸せなんでしょうか?

わたしもそうですが、家族そろって食卓を囲み
朝食や夕食をにぎやかに食べる家族が、今の日本に
どのくらい存在するのでしょうか?

とにかくこの日本は忙し過ぎます。

会社で働くお父さんは、朝は早く、帰りは遅い。

そして、お父さんの給料じゃ生活が苦しく
女性の会社進出も進み、お母さんだって忙しく
料理に時間を掛けるひまが少なくなってきています。

さらに、子供たちは、塾や、クラブ活動、受験だと追いまくられ
ちゃんと食事を摂る余裕すらなくなり家を飛び出して行きます。

こうした現代人の暮らしにサポートする為に
ファーストフードやファミリーレストラン、コンビニなど

新しい店舗形態が生まれていた訳ですが、これらの便利な
お店は、便利すぎるがゆえに、日本の食生活を大きく変えて
しまったと言っても過言ではないでしょう。


今や昼食だけでなく、朝・昼・晩がコンビニ弁当などと言う人も
多く、一人暮らしの若い世代や単身赴任の方が中心となっているようです。


元々日本の健康は、米のごはんを中心にした主菜、副菜や副副菜
汁ものなど、沢山の品目を食べ、バランス良く栄養を摂取する事で
保たれてきました。

米、野菜、豆、魚などが主体の伝統的な日本食のエネルギー摂取比率は
たんぱく質15%・脂肪25%・炭水化物60%は理想的な黄金比と
言われ、心臓病の多い米国では日本食を参考にした食生活改善に
取り組んできたくらいです。


しかし、逆に日本の食生活は欧米化が進み、生活習慣病が増え
従来は多くなかった大腸がんも急増しています。


最近ではビタミンB1不足による、子供の「脚気」や
若者の潜在性ビタミンC欠乏症なども問題になっています。


こんな形で、ライフスタイルの変化に伴い、栄養バランスの
崩れが目に見える形で現れ始めており、食生活の見直す時期に
間違いなく入ったと言えるでしょう。

腰痛・肩こり・関節痛の元をただせば、体の栄養です!

肝心かなめの、体に必要な栄養が足りていなければ、体は
悲鳴をあげます。


なぜ!こんな単純な事を見逃してしまうのか・・・
わたしたちは一度立ち止まって、考えるべきではないのかと
思うのですが。

なぜ今!栄養学なのか?

なぜ今!栄養学なのか?


忙しい現代社会では、大人にも子供にも様々なストレスを
与えています。

人間の体はストレスを受けると、それに抵抗しようとします。

一例をあげると

脳からの指令によって分泌された副腎皮質ホルモンが
肝臓などを刺激し、蓄えられていたエネルギーを
動員して、心身のバランスを保とうとするのです。


そして、ビタミンCやパントテン酸などの栄養素は
副腎皮質ホルモン分泌を助ける役目を担っています。

この様に人間のストレスと栄養素には密接な関係があり
精神生理学の分野では、栄養の異常が脳の機能に影響を
与え精神病や異常な行動の原因になっていることなども
解明されつつあります。


特に心配されるのは、子供たちの体力の低下や精神状態の不安定です。

どこにでもしゃがみ込む子供たちの基礎体力低下は明らかで
清涼飲料水やファーストフード中心の食生活は、どうみても
彼らの心身を豊かにはしていません。

キレやすい子供、落ち着きのない子供とビタミンやミネラル不足の
関係は様々に言及されていますが、栄養学研究の進んでいる
欧米では、精神科医が患者に食生活や栄養バランスに注目して
栄養摂取の指導やビタミンやミネラルを処方するケースも増えています。


そして、実は子供だけでなく、日本人の多くに、このストレスを
上手に回避する努力や、適正なビタミン・ミネラルの補給を
行う事は、現代に生きるわたし達にとって、とても重要な
サバイバル術と言っても過言ではないようです。

そして、深刻な問題は野菜の栄養価の低下にあります。

また、スーパーやコンビニで売られているカット野菜などは
見た目の新鮮さを保つためや殺菌の為に次亜塩素酸ソーダなどで
処理され、その後丹念に水洗いされる為、ビタミンCなどの
栄養素がかなり低下しているようです。

ビタミンCなどの栄養素が損なわれ、香りも落ちてしまいます。

したがって、食品や栄養素についての知識をある程度身につけ
栄養バランスと同時に組み合わせる食品にもしっかり気を配る
事がこれからは必要になってきます。

それでも現代の忙しい人たちは、摂取しにくい栄養素は
良質なサプリメント(栄養補給食品)で補うという
柔軟な発想が大切になってきます。

白米の大食いによるビタミンB1の不足

『江戸煩い』えどわずらい!


平成の時代によみがえった「江戸煩い」


白米を沢山食べる様になった元禄時代に
「江戸煩い」という奇妙な病気が流行りました。

体がだるい・食欲が無い・疲れやすい・足がしびれる
浮腫が生じる・ついには心不全で死亡する。

すさまじい難病の様に感じられますが、実はこれ
今までで言う「脚気」(かっけ)という病気だったのです。

原因は、白米の大食いによるビタミンB1の不足。

それまで麦飯や玄米を食べていた人たちが江戸に出てきて
白米を食べるようになり、麦や糠(ぬか)に含まれる
栄養素を摂取できなくなった事による、一種の「ぜいたく病」でした。


脚気は、明治時代に軍隊で白米を大量に支給するようになってからも
猛威をふるい、沢山の死者を出しました。

そして、脚気の原因は昭和初期に解明されましたが
最近なんとビタミンB1の不足で脚気にかかる子供や
糖尿病、高脂血症などの生活習慣病(かつては成人病と呼ばれていた)を
患う子供が増加傾向にあり、栄養のアンバランスによる「平成煩い」の
深刻さがクローズアップされています。


この物あまりの時代に育っているわたしたちは、栄養について
忘れがちですが、このようにビタミン不足で病気になり
悪くなれば死に至るケースもある事を忘れてはいけません。


毎日生き生きとした、痛みが無く、活力のある
毎日がどれだけ幸せで、楽しいか・・・


チョットした体に栄養を与えるだけで・・・

わたしは何より自分の体に投資をします。
なぜならわたしは、体が資本であり、
家族を養わなければならないからです。

わたしが倒れたら、誰が家族を・・・

『栄養って』なに?

『栄養って』


「風邪をひいたら、栄養を摂らなくっちゃ!」

「疲れない様に栄養のある物を食べよう」

など、当たり前の様に言っている栄養

しかし実際のところ栄養って何?って思っていませんか!

あなたは答えられますか?


「新やさしい栄養学」小池五郎女子栄養大学名誉教授

著/女子栄養大学出版部によれば、

栄養とは

「全ての生物は生まれて成長し、生きて活動し
さらに子孫を作って繁栄しようとしている。
からだを作り、エネルギーを獲得する為に、
適当な物質を外界から取り入れる事」


つまり、私たちの体を作ったり、活動のエネルギーを
獲得したり、さらには体内の不要な物を排出する為に
不可欠な成分を食事などによって摂取する事です。

また、栄養素とは、体外から摂取・吸収した成分のうちで
私たちに欠かす事の出来ないものを指します。


当然私たちが生きて行く為には栄養素は必要です。

炭水化物(糖質)

たんぱく質

脂質

ミネラル

ビタミン

の大きく5つに分けられます。

そして、第6の栄養素とも言われている

食物繊維

また、最近ではポリフェノールやカテキンなどの

ファイトケミカルスの機能も解明されて、それが
担う役割も注目されています。

これらは機能成分と言われているものです。

これらの成分を全てバランス良く摂取していないと
体に異変が起こる訳です。


炭水化物(糖質)・脂質 = 主にエネルギーとなる(たんぱく質も必要)

たんぱく質 = 主に体を作る(脂肪・ミネラルも必要となる)

ミネラル・ビタミン = 主に体の調子を整える
(たんぱく質・脂肪・機能性成分も必要)

それぞれの栄養素は相互的に関わっている為に
どれ一つとしておろそかにする事は出来ません。

栄養素にはそれぞれ1日に摂取しなければならない
所要量というものが定められています。

現代では偏った食生活の為、何らかの不足により
病気になると考えられています。


私たちが何時までも健康でいる為に欠かす事の出来ない
栄養素。

その栄養素がそれぞれどういう働きをするのかを
知る事はあなたの健康管理に非常に重要です。


アメリカでは大きく3つに分類しています。

マクロニュートリエンツ
(炭水化物(糖質)・脂肪・たんぱく質)

ミクロニュートリエンツ
(ビタミン・ミネラル)

ファイトケミカルス
(微量成分・ダイエタリーファイバー)

この3つに分類しています。

栄養は大きく分けて3つ

アメリカでは大きく3つに分類している

マクロニュートリエンツ
(炭水化物(糖質)・脂肪・たんぱく質)

ミクロニュートリエンツ
(ビタミン・ミネラル)

ファイトケミカルス
(微量成分・ダイエタリーファイバー)

この3つについて、詳しくお伝えします。

まずは最も大切な三大栄養素とも言われている

マクロニュートリエンツ
(炭水化物(糖質)・脂肪・たんぱく質)


マクロニュートリエンツは、たんぱく質、炭水化物
脂質を指します。

この三つの栄養素は数ある栄養素の中でも最も大切なもので
日本では三大栄養素と言われています。


これらをマクロニュートリエンツと称するのは
他の栄養素に比べ体を作る為に量的に多く必要と
される事から来ています。

炭水化物は糖質と食物繊維(ダイエタリーファイバー)から
なっていて、糖質は体内で直ぐに消化され、即エネルギーに
なる栄養素です。

しかしそれだけでなく、ホルモン作用や異物の排除、
免疫反応など、生命機能のポイントとなる所で
大きな役割を果たしています。


脂質は、糖質の2倍のエネルギーを生成し、細胞機能を
十分に働かせる為に欠かせない栄養素です。

また、脂肪に含まれるリノール酸やリノレン酸などの
必須脂肪酸は、血管の収縮作用や血管凝固を防ぐ働きをする
物質を作り出します。

さらに、DHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エ イコサペンタエン酸)は悪玉コレステロールを
下げたり、動脈硬化や血栓症を防ぐと考えられています。


たんぱく質は、私たち体の細胞の主成分です。

たんぱく質には、20種類のアミノ酸で構成されていますが
体内で生成できない物もあり、これを必須アミノ酸といい
たんぱく質を摂取する場合、必須アミノ酸が必要に達している
事が大切で、必須アミノ酸(アミノ酸スコア)のバランスを考えて
摂るよう心がける事が肝要です。

筋肉の改善には必要不可欠のたんぱく質です。
そして、なかなか摂れない必須アミノ酸!


ミクロニュートリエンツ
(ビタミン・ミネラル)

ミクロニュートリエンツはマクロニュートリエンツに
比べて必要量が少ないことから、こう呼ばれています。

日本では三大栄養素にビタミンやミネラルを加えて
五大栄養素と呼ばれています。


それほど私たちの体には必要不可欠なものであるという事です。

ビタミン、ミネラルはマクロニュートリエンツが細胞を作ったり
エネルギーとなる際の代謝、つまり化学反応に関わっています。

食べ物の分解や消化吸収、不要物質の排泄、傷などの治癒や
神経の情報伝達などは全て、生体内の化学反応が積み重なって
生成する物。

これらの化学反応の触媒の様な働きをするのは酵素で、
ビタミンとミネラルは酵素の働きを助ける役割を担っています。


ビタミン、ミネラルが不足すると三大栄養素が十分に
働く事が出来ません。

これらは体内で作り出す事が出来ない為、食物などから摂る
必要があります。

健康な体を維持する為には、ミクロニュートリエンツを
意識して摂るようにする事が大切です。


ファイトケミカルス
(微量成分・ダイエタリーファイバー)

ファイトケミカルスは、私たちの体の中にほんのわずかだけ
含まれる微量元素と食物繊維のように多く必要とする
成分があります。


現在発見されているファイトケミカルスは、
数千種類にも及びます。

このファイトケミカルスが五大栄養素と同様に
私たちの健康に密接に関わっている事が、ごく最近
解明されました。

ところで、ファイトケミカルスと言うと特別な物の様に
聞こえますが、いずれも私たちが普段口にしている
植物の中に含まれています。

例えば

ワインを爆発的に流行させたポリフェノール、
ニンジンに多く含まれているベーターカロテンなどの
カロテン類。

さらには、お茶の成分であるカテキンや
大豆に含まれるサポニンなどが挙げられます。


ファイトケミカルスの効用で、今注目されているのは
抗酸化作用や発がん予防作用、整腸作用などです。

抗酸化作用とは、酸素が私たちの体の中で有害な
物質を生成するのを防ぐ働き。特にフリーラジカルの
生成とその作用を抑える働きが注目されています。

私たちの体の機能を正常に保つのがファイトケミカルスの
役割です。

また、解明されていない部分も多く、これからの研究成果に
期待の栄養成分です。

最も大切なたんぱく質

たんぱく質(アミノ酸)のお話。

たんぱく質は人間の体を構成し、機能を維持する最も
基本的な栄養素です。

筋肉もたんぱく質が必要です。


そのたんぱく質を構成する物質がアミノ酸で
全部で約20種類あります。

そして、その内の9種類が必須アミノ酸、あるいは
不可欠アミノ酸と呼ばれているもので、人の体内では
作る事が出来ず、食物で摂る必要があります。

それ以外は可欠アミノ酸で、体内で必要量を
合成する事が出来ます。


必須アミノ酸

イソロイシン・ロイシン・スレオニン・トリプトファン

バリン・ヒスチジン・フェニルアラニン・メチオニン・リジン

の9種類で、乳児の場合は、アルギニンが加わります。


たんぱく質は食物から摂取され、その栄養価はたんぱく質を構成する
アミノ酸の種類と量によって決められますが、効率良く摂る為の
基準となるものが、アミノ酸スコアです。

その充足率を数値で表す方法です。


一般的に肉や魚、卵などの動物性食品はアミノ酸スコアが高く
穀類や豆類などの植物性食品は低い傾向があります。

植物性食品だけでなく、組み合わせて摂る事が必要です。

『グリシン』

可欠アミノ酸で、アミノ酸の中でも最も単純な
構造をしています。
機能の低下した下垂体や低血糖値の治療、さらに
胃酸過多の治療にも効果が有り、多くの制酸剤に
使われています。

抗老化アミノ酸として知られるL-シスチン、L-グルタミン酸
が連結して出来る化合物で、抗酸化作用があり、老化を
早めるフリーラジカルを抑制します。

『L-シスチン』

可欠アミノ酸で、体内で代謝されると、硫黄を遊離し
これらが他の物質と反応して、銅など有毒金属や
喫煙、飲酒などによって発生する活性酸素から
体を守る解毒作用を行います。

傷の治療やブドウ糖の代謝も促進します。

食品では、牛肉、牛乳、オートミール、小麦粉などに
含まれています。
肌、髪、爪に含まれる重要なたんぱく質ケラチンの
生成を促進すると考えられています。

『プロリン』

可欠アミノ酸で、多くのたんぱく質に含まれ、特に
ゼラチンとコラーゲンの中に多く存在します。

アミノ酸の中では唯一アルコールに溶ける特性が有り
傷の治癒力、脳の活性化に有効です。

『メチオニン』

必須アミノ酸で、硫黄を含む含流アミノ酸。
体内ではかゆみやアレルギーを引き起こすヒスタミンの
血中濃度を下げる作用をします。

精神分裂病、パーキンソン病を改善する効果も知られています。

動物性たんぱく質、特に卵に多く含まれる一方、植物性たんぱく質中の
含量がすくないので、動物性食品と組み合わせて摂取する配慮が必要です。

『トリプトファン』

牛乳から発見された必須アミノ酸で、牛乳、カテージチーズ、落花生
などに含まれますが、量は少なめです。

体内に摂取されると、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムと共に
神経伝達物質セロトニンを作り、精神安定、催眠、鎮痛に効果を発揮します。

若返り薬として注目されるメラトニン、神経伝達物質ドーパミンや
ノルエピネプリンの形成にも加わり、更年期障害、脳や行動障害の
治療への期待も高まっています。

ビタミンB複合やナイアシンと共に摂取すると効果的です。
摂り過ぎると肝臓で脂肪の変化を起こし、肝硬変を招く
可能性があります。

こう見て見ると、バランス良く食事をしないと
体は健康を維持できない事を語っていますね。

ビタミンのお話

今日はビタミンのお話。

ビタミンの発見は20世紀の大きな産物の一つです。

20世紀初頭、牛乳の中に微量栄養素の存在が発見され
脂溶性と水溶性の2つの性質が有る事から、それらを
区別する為にAとBを使用するようになりました。

それ以後、アルファベットで命名されるようになりましたが
現在はそれに統一されずに化合物名なども採用されています。


13種類のビタミンのうち、

脂溶性はA、D、E、Kの4種類

水溶性はB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸
    ビオチン、Cの9種類です。

水溶性ビタミンは多少過剰に摂取しても体外に排出されますが
脂溶性ビタミンは摂り過ぎると体内に蓄積され、過剰症を
起こす恐れがあります。

過剰症とは?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%81%8E%E5%89%B0%E7%97%87


特にA、Dの摂り過ぎには注意が必要です。

またビタミンは複数摂取する事によって、相乗効果を上げます。

例えば

ベーターカロテンとビタミンCとE、葉酸とB12などが挙げられます。
それぞれのビタミンの特徴を知り、食物の組み合わせに役立てましょう!

それでは

特に摂り過ぎて怖い、Aのお話!

ビタミンAは、目と粘膜のビタミンと言われ

レバーやウナギなど、動物性食品に含まれるレチノールと
小松菜やニンジンなど緑黄色野菜に含まれ、体内でAに変わる
カロテン(アルファカロテン、ベーターカロテン、クリプトキサンチンなど)
があります。

脂溶性で、食品では比較的安定なのが特徴。

疲れ目や視力の低下を防ぐ。

皮膚や髪、爪などを丈夫に保つ。

風邪などの感染症などに対する抵抗力がつく。

口、鼻、喉、肺、胃などの粘膜を強くし、ガンを抑制するなどの
効果もあります。

体内に貯蔵できますが、レチノールは摂取過ぎると、頭痛や吐き気
などの過剰症を起こす事が有ります。

一方、ベーターカロテンはレチノールより体内に吸収されにくく
また必要な分だけがビタミンAに変換されるので、食品から
摂取する場合は摂り過ぎの心配が無く、ビタミンAの半分は
ベーターカロテンで摂った方が良いとい言われています。


性質:脂溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・妊娠・授乳・ビタミンD不足・無理なダイエット

不足すると起こりやすい症状:
夜盲症・視力低下・眼球乾燥症・髪のパサつき・肌荒れ・しみ・風邪

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
ビタミンB群・C、D、E、カルシウム・リン・亜鉛

多く含む食品:レバー・ウナギ・卵・乳製品・緑黄色野菜・のり・わかめ

ビタミンのベーターカロテン

ビタミンベーターカロテンのお話。

ベーターカロテン
緑黄色野菜に豊富な抗酸化ビタミン


緑黄色に多く含まれる色素の一種で、体内でビタミンAに
変化するプロビタミンAです。

疲れ目や視力低下、皮膚や粘膜の保護、強化など
ビタミンAの効能に加えて、ベーターカロテンとしての
優れた抗酸化作用による活性酸素の消去力が注目されています。


体内に取り込まれた酸素の約2%は活性酸素となって
体内で酸化現象を引き起こし、ガンを誘発したり、
老化を早めたりします。

それらを食い止めてくれるのが、抗酸化ビタミンの一つ
ベーターカロテンです。

ニンジンやニラなど、緑黄色野菜を積極的に食べるとともに
油で調理すると吸収率が高くなります。

同じく抗酸化作用を持つビタミンC、Eと一緒に摂ると
さらに効果が期待できます。

性質:脂溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・妊娠・授乳・ビタミンD不足・無理なダイエット

不足すると起こりやすい症状:
夜盲症・視力低下・眼球乾燥症・髪のパサつき・肌荒れ・しみ・風邪

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
ビタミンB群・C、D、E、カルシウム・リン・亜鉛脂肪

多く含む食品:
緑黄色野菜(ニンジン・ニラ・パセリ・ブロッコリー・トマト
春菊・マンゴー・すいか)

ビタミンB1

ビタミンB1のお話。


ビタミンB1は脳を活性化し疲労を防ぐ

日本人研究者によって発見された水溶性のビタミンで
チアミンとも言います。

糖質を分解し、エネルギーに変える酵素を助ける、
補酵素の役割を果たします。

不足するとエネルギー産出力や老廃物の代謝力が弱まり
脚気や全身倦怠感、肩こりなどの症状が現れます。

また、体だけでなく、B1は脳や神経の働きを調整し
正常に保つ役目も持っています。

不足すると精神的な不安も引き起こします。


エネルギー源の大半を、米を中心とする炭水化物、つまり
糖質から摂っている日本人には、最も不足しやすいビタミンです。

わたしたち日本人は注意が必要です!


米の胚芽に多いので胚芽精米がおすすめです。
精白米中心では摂れません。
また調理によってもB1は損失されやすいのです。

脂質とタンパク質中心の欧米型の食生活では、
B1の欠乏が原因で眼球異常を伴う精神疾患
ウェルニッケ脳症が発症します。

激しい運動をする人に、インスタント食品やお菓子
アルコール好きの人は特に多く必要になります。

ニンニクに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の
吸収を高める効果が有ります。

性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・妊娠・授乳・糖質の過剰摂取・喫煙・ピルの服用

不足すると起こりやすい症状:
脚気・神経機能障害・倦怠感・食欲不振・血圧異常

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB2、ナイアシン、葉酸)C、E

多く含む食品:
豚肉・牛・豚レバー・豆類(納豆)・芋類

ビタミンB6

ビタミンB6のお話。


ビタミンB6はたんぱく質を作るビタミン。


たんぱく質の代謝に不可欠なビタミンで、ピリドキシンとも言います。

たんぱく質は体内でまずアミノ酸に分解され、吸収された後、
必要なたんぱく質に再合成されますが、その働きを中心となって
促進するのがB6です。

たんぱく質を多く摂る人ほど必要量が高くなります。
脂肪の代謝、大脳の神経伝達物質や赤血球のヘモグロビンの
合成にも関わります。

不足すると口内炎、皮膚炎、肌荒れ、精神不安や不眠を引き起こします。
また、妊娠中の女性のつわりや生理前の不快な症状も、B6の
欠乏によるアミノ酸の代謝異常やホルモンバランスの乱れが
原因の一つと考えられています。

特に妊娠中の人やピルの服用者、精神的に不安定な人は
積極的に補給する事が必要です。


性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・妊娠・授乳・たんぱく質の過剰摂取・喫煙
睡眠薬・ピルの服用・老化

不足すると起こりやすい症状:
貧血・めまい・口内炎・舌炎・ニキビ・脂漏性皮膚炎・抜け毛

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にナイアシン)

多く含む食品:
魚類・レバー・麦・とうもろこし・ぎんなん・卵・バナナ・キャベツ

ビタミンB12

ビタミンB12のお話。


ビタミンB12は貧血を改善する赤いビタミン。


葉酸と協力して、赤血球のヘモグロビンの合成を助ける
ビタミンでシアノコバラミンとも言います。

B12が不足すると造血が上手く行かず、貧血になります。

B12の存在が明らかになっていない時代には、鉄分不足による
貧血と区別して、「悪性貧血」と呼ばれていましたが
現在はB12や葉酸を補給すれば回復する事が分かっています。

”赤いビタミン”はそこから名づけられました。

神経細胞内のたんぱく質や脂質、核酸の合成を助け、
神経の働きを正常に保つのもB12の効能です。

不足すると、貧血特有のだるさ、めまい、しびれなどが起こり
神経過敏、記憶力や集中力の低下も見られます。

よほど偏食しない限り欠乏しませんが、胃を手術した人は
注意が必要です。

これはB12の吸収に必要な体内因子が胃で生成されるからです。


性質:水溶性

不足を招く要因:
太陽光・アルコールの摂取・妊娠・授乳・喫煙
睡眠薬・老化

不足すると起こりやすい症状:
悪性貧血・記憶減退・神経過敏症・歩行困難・手足の脱力感

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB6・コリン・イノシトール・葉酸)
C・カルシウム・カリウム・ナトリウム・亜鉛・鉄

多く含む食品:
カキ・ほっき貝・鶏レバー・アサリ・マグロ

ビタミンB2

ビタミンB2は発育を促進する成長ビタミン。


水溶性のビタミンで、リボフラビンとも言われています。

また、皮膚や髪を美しく保つことから、美容ビタミンとも
呼ばれています。

脂質など多くの栄養素のエネルギー代謝に関わり
全身の成長を促進します。

特に動脈硬化症や老化を進行させ、発がん性が有ると言われる
過酸化脂質を分解、様々な生活習慣病を防ぎます。

不足すると、成長期では発育が遅くなります。
目の充血や白内障、口角炎、口内炎、舌炎など粘膜性の
炎症や小鼻の周りに脂漏性皮膚炎ができたりします。

妊娠中の女性や成長期の子供、脂質の摂取量が多い人などは
不足に気を付けたいものです。
多めに摂っても体内に蓄積されないので、毎日摂りたいビタミンです。

水に溶けやすいですが、ビタミンB1より調理での損失は少ない。


性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・妊娠・授乳・糖質の過剰摂取・喫煙
睡眠薬・ピルの服用・筋肉疲労

不足すると起こりやすい症状:
口内炎・口角炎・白内障・消化不良・疲労・倦怠感

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB6、ナイアシン)

多く含む食品:
牛肉・牛、豚レバー・大豆製品(特に納豆)
乳製品・魚・卵・緑黄色野菜

パントテン酸

パントテン酸のお話。


パントテン酸はストレスに強い体を作るビタミン。


名前が「広くどこにでもある」というギリシャ語に由来する通り
様々な食品に含まれているビタミンです。

ストレスが生じると、副腎に働きかけて、副腎皮質ホルモンの
産出を促し、ストレスへの抵抗力を高めます。

また、B6や葉酸と共に免疫力を強化します。

糖質や脂質、たんぱく質の代謝促進。
動脈の壁に付着し、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールを
除去し、心臓や血管を健康に保つなどの特徴があります。

不足すると、風邪をひきやすくする、疲れやすい、血液低下
などの症状が起こります。

摂り過ぎによる害はありませんが、アルコールやカフェインで
消耗します。
コーヒーやお酒が好きな人、抗生物質の服用者は、腸内細菌からの
合成が期待できない為、食品から多めの摂取が必要です。

性質:水溶性

不足を招く要因:
太陽光・アルコールの摂取・睡眠薬の服用

不足すると起こりやすい症状:
低血糖症・十二指腸潰瘍・湿疹・抜け毛・下痢

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB6・B12・ビオチン・葉酸)
C・亜鉛

多く含む食品:
小麦胚芽・レバー・豆類・卵・マッシュルーム・ナッツ
緑黄色野菜

ビオチン

ビオチンのお話。


ビオチンは皮膚の健康を保つビタミン。

ビタミンHとも呼ばれるB群の仲間で、皮膚炎を予防する物質として
発見されたビタミンです。

B群に共通する、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を助ける働きをし
疲労回復などの体調を整える働きがあります。

一部は腸内細菌により合成されます。
不足すると脱毛、白髪、脂漏性皮膚炎、疲労感などの
症状が現れます。

最近は特にアトピー性皮膚炎の原因の一つとして考えられています。
ヒスタミンを減少させる物質として注目され、研究が進んでいます。

チリやダニのアレルゲンが体内に侵入すると、ヒスタミンなどの
化学物質が放出され、それが皮膚の炎症を引き起こす原因となります。

ビオチンはヒスタミンの元と言われるヒスチジンを体外に
放出すると考えられています。

生の卵白を摂り過ぎると、ビオチンの妨げられますが
通常の食生活では問題ありません。

性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・生の卵白の過剰摂取・ピル・睡眠薬の服用

不足すると起こりやすい症状:
脱毛・湿疹・脂漏性皮膚炎

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB12・葉酸・パントテン酸)
C・亜鉛

多く含む食品:
玄米・小麦胚芽・レバー・牛乳・ビール酵母

葉酸

葉酸のお話。

赤血球や細胞の製造に一役


ビタミンB群の仲間で、造血作用に重要なビタミンです。

B12と共に、遺伝子を構成する核酸やタンパク質の合成に
関わり、細胞の分裂、成長を促進します。

胎児や乳児の成長に大きな影響を与える為、妊娠中や
授乳期の女性には特に必要なビタミンです。

不足すると口内炎や舌炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など
粘膜の障害が現れます。

また、B12と共に赤血球の産出に働き、欠乏すると
悪性貧血を引き起こします。

葉酸不足による貧血が大人より子供に起こりやすいのは
成長の為に葉酸がより消費される為です。

B12やビタミンCとの協力関係が深い為、それらと
バランス良く摂らないと効果が低下します。


性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの摂取・ピルの服用・ストレス・喫煙

不足すると起こりやすい症状:
悪性貧血・消化不良・毛髪の白髪化・発育不良・不眠症

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB12・ビオチン・パントテン酸)
C・亜鉛

多く含む食品:
レバー・牛肉・牛乳・豆類・緑黄色野菜・モロヘイヤ(生)
柑橘類・アボカド・あんず・小麦胚芽

ナイアシン

ナイアシンのお話。

代謝を助け、二日酔いを予防する。


糖質、脂質、たんぱく質の代謝に働くビタミンでニコチン酸と
ニコチン酸アミドを合わせてナイアシンと言います。

食欲増進や疲労回復など、健康な体作りに貢献します。

欠乏すると、倦怠感や食欲不振を引き起こし、さらに
顔や手足に炎症が起こる。

ペラグラと言う皮膚病になります。
悪化すると胃腸障害や神経障害へ発展しますが
普通の食事をしている限り、不足の心配がありません。

また、アルコールや二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを
分解する働きもあります。
血行を良くし、頭痛や冷え性を改善します。

性質:水溶性

不足を招く要因:
アルコールの過剰摂取・抗生物質・ピルの服用・肉体疲労・外傷

不足すると起こりやすい症状:
ペラグラ(皮膚炎、下痢、神経障害)食欲不振・口腔内潰瘍・不眠症・抑うつ病

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
他のビタミンB群(特にB1・B2)C・亜鉛

多く含む食品:
小麦胚芽・レバー・ピーナッツ・豆腐・赤身の肉・プルーン
椎茸・魚類・のり・かつお節

ビタミンC

ビタミンCのお話。

コラーゲンの生成を助けるビタミンの代表格


アスコルビン酸とも呼ばれます。
細胞の接着剤として丈夫な血管や筋肉、皮膚をつくる
コラーゲンの生成に不可欠なのがビタミンCです。

かつて血管や骨がもろくなり、歯茎や内臓から出血して
死に至る壊血病が人々を苦しめた歴史がありましたが
その予防法として発見されました。

ビタミンCの効能は、まず免疫力の強化、つまり
体内に侵入したウィルスを撃退する免疫活動の
中心、白血球の働きを強化する事。

風邪をひきにくく、回復の早い体を作ります。

最近、抗酸化作用による発癌防止の働きが注目されています。

抗ガン剤として知られるインターフェロンの体内での
生成を促進するのもビタミンCです。

コラーゲンによる美肌作用、シミの原因であるメラニン
色素の抑制、抗ストレスなどの効能もあります。

熱、光、酸素に弱いので、損失の少ない扱い方をする事が
大切です。また、ビタミンEと一緒に摂ると高い効果が
期待できます。

性質:水溶性

不足を招く要因:
喫煙・アルコール・ストレス・疲労・やけど・高熱・抗生物質の服用
水分の過剰摂取

不足すると起こりやすい症状:
壊血病・カゼ・消化不良に対する抵抗力の低下・貧血・歯槽膿漏

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
全てのビタミンとミネラル(特にカルシウム・マグネシウム)

多く含む食品:
アセロラチェリー・柑橘類・イチゴ・緑黄色野菜・カリフラワー・
ジャガイモ・さつま芋・グァバ

ビタミンD

ビタミンDのお話。

強い骨や歯をつくるカルシウムの調整役


カルシフェロールとも呼ばれます。
骨の形成に不可欠の脂溶性ビタミン。

体内に入ったDは肝臓と腎臓で活性型ビタミンになり、
腸でのカルシウムやリンの吸収を高めます。

また、カルシウムの輸送を助けます。


カルシウムはその99%は骨に、残りの1%は
筋肉や血液にあり、筋肉を収縮させるなどの
重要な働きをしていますが、この1%のカルシウムが
減少してきた時、骨からカルシウムを取り出し
筋肉用に調整します。

全体の摂取量が足りない時には、尿中に排泄されないよう
腎臓で再吸収されるよう働きかけます。

欠乏すると、幼児ではくる病、大人では骨軟化症や
骨祖しょう症になります。

歯茎が弱り、虫歯にも掛かりやすくなります。

ビタミンDは体内で合成されますが、紫外線が
それを助ける働きをしています。

食事からの摂取を心掛けると共に、日光浴の
機会を増やす事も必要ですが、過度の日焼けは
逆にDの合成能力を低下させます。

性質:脂溶性

不足を招く要因:
妊娠・授乳・大気汚染・日光不足

不足すると起こりやすい症状:
くる病・虫歯・骨軟化症・骨粗しょう症・不眠症・筋力の低下

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
ビタミンA・C・リコン・カルシウム

多く含む食品:
サケ・マグロ(トロ)・イワシ・干しシイタケ・乳製品・卵
レバー・魚の肝油

ビタミンE

ビタミンEのお話。

活性酸素から体を守る”若返りのビタミン”

トコフェロールとも呼ばれます。

小麦胚芽に多く含まれる脂溶性のビタミンです。

抗酸化作用があり、細胞の老化を抑えます。
生活習慣病の予防や老化を遅らせる効果があるビタミンです。

生命維持活動に不可欠な酸素は、一方で活性酸素を生じて、
細胞膜を構成する不飽和脂肪酸を酸化し、過酸化脂質を
作ります。

これが栄養分の補給や老廃物の排出を防ぎ、細胞の老化や
動脈硬化を引き起こします。

ビタミンEは抗酸化作用で過酸化脂質の生成を抑えます。

血行をよくし、ガンや成人病の予防、肩こりや冷え性、
ホルモンのアンバランスから起こる更年期障害などの
症状を改善します。

また、過酸化脂質がたんぱく質と結びついて生じる、
老人性のシミを抑える効果があるとされ、別名
”若返りのビタミン”と呼ばれています。

同じく抗酸化作用を持つビタミンCと一緒に摂ると
更に効果が高まります。


性質:脂溶性

不足を招く要因:
大気汚染・ピルの服用・鉄の過剰摂取

不足すると起こりやすい症状:
髪のパサつき・抜け毛・生殖機能障害・筋力の衰弱・胃腸病

一緒に摂取すると効果的な栄養素:
ビタミンA・B群(特にB1)・C・D・イノシトール・
マグネシウム・セレン

多く含む食品:
小麦胚芽・アーモンド・植物油・ウナギ・ピーナッツ・シジミ
緑黄色野菜